Profile

KOICHI NITORI

似鳥航一(ニトリ・コーイチ)


2010年デビューの兼業作家。メディアワークス文庫、角川文庫、富士見L文庫などで活動しています。

メディアワークス文庫「下町和菓子栗丸堂」シリーズ1~5巻が累計37万部。コミカライズ、各種海外版が刊行。天竜文学賞も頂きました。

●静岡県の非営利活動法人のページ(2014年)

http://www.somabito.org/hokuen/2014/10/post-6984.html

●静岡県の非営利活動法人のページ(2015年)

http://www.somabito.org/hokuen/2015/01/6-62bd.html


また、角川文庫「懐かしい食堂あります」は学校教材(高校入試問題)にも使用されています。

「2019年度 和洋国府台女子高等学校6年間スーパー過去問」に収録。

https://hullabaloo.amebaownd.com/posts/5489086


メディアワークス文庫「この終末、ぼくらは100日だけの恋をする」など、その他の重版作も多数。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005469.000007006.html


ツイッターアカウントは「@koichi_nitori」。

性格はラブリーチャーミーだとよく言われます。じつは僕(似鳥航一の中の人)が一番最初にスタッフリストに載ったゲームソフトがポケモンのスピンオフ作品だったり。

他にもゲーム開発者として様々なタイトルの開発に携わる。シナリオライターではなく、大体何でもできるのが強み。

本の感想や雑談などは、ツイッターのDMやメニューの「Contact」からお気軽にどうぞ。


<自著紹介>

※リンク先では試し読みができます※



●「心理コンサルタント才希」シリーズ1~3巻

笑いあり、恐怖ありの精神世界を模索した現代の寓話。

個人的にはナイスなブラックジョークが書けたと思っているのですが、シリアスな展開も時々あったような。

明るく素直な話ではありません。黒い世界に免疫のない方は絶対に読まないでください。


●「お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂」シリーズ1~5巻

和菓子を題材にした人情小説です。特集コーナーはこちら

ミステリとはどこにも誰も書いていないのに、ミステリと言われがちな色んな意味で謎めく物語。

天竜文学賞を受賞したので、静岡新聞の取材を受けたり、天竜高校で二回ほど講演しました。

新シリーズは2020年から書く予定。→開始しました。


●「お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂」コミカライズ1~3巻

しのだまさきさんによるコミカライズ作品。

小説版をうまく整理して明るく仕上げてくれており、原作既読でも面白いです。これ本当。

以下のアイコンをクリックすると試し読みができるので、ぜひ一度読んでみてください。


●「東京バルがゆく」シリーズ1~2巻

脱サラして始めるならバルがいいね、と誰かに力説されたから、キッチンカーで営業する移動式バルの話。

ちなみに店を開くのに調理師の資格は不要で、必要なのは食品衛生責任者の資格。一日講習を受ければ取れます。

というか取りました。一種のたしなみとして。


●「懐かしい食堂あります 谷村さんちは大家族」1~2巻

大家族がテーマの小説で、熱心なファンが多い幸せな作品。○○さん、ファンレター何通もありがとうございます。

また、高校の入試問題にも使用されたので、当時の自分を思い出して不思議な気分になりました。

ところで先日ふと気づいたのですが、モデルにした店が改装して、立ち飲み屋に様変わりしていました。

大正3年からの歴史が……。


●この終末、ぼくらは100日だけの恋をする

いわゆる「終末もの」を自分なりの価値観で書いたもの。僕の中で世界の終わりはTrueハッピーエンドのラブストーリー。

人が消えていく世界=少子化のメタファーというような穿った意図は全くなく、地球外への播種、それが生命の最終目的みたいなことを考えてほしいわけでもなく、主人公とヒロインの二人だけの世界に浸って読んでもらえれば幸いです。

何度も重版している密かな人気作で、夏限定のスペシャルカバー版なども作って頂きました。

モーメントはこちら

特装版についてのエントリはこちら


●「あの日の君に恋をした、そして」&「そして、その日まで君を愛する」

「自分の親は今よりずっと若い頃に何を悩み、何を求めて生きてきたのだろう?」と考えたことないですか? 僕は結構ありまして、子供時代はどこかに親の日記的なものが隠されていないか家の中をよく探索したものです。

そんな思いを構成の中核に据え、「ゼロ年代ノスタルジー」というコンセプトで書いたもの。

現在、時代は令和で、様々なSNSのアクティブユーザーは多くが2000年生まれ。だからといって平成を記憶の片隅に追いやらず、確かに存在した貴重な思い出として胸に留めたい……と、そんなニュアンス。

話の内容はどちらもラブストーリーで、恐ろしい展開などはたぶん無いので、安心してお読みください。


●お越しください、稲荷寿司あやかし神社 ふっくらお揚げで思い出包みます

色々と縁がある富士見L文庫さんからの刊行作品。最初の担当さんが執筆中に退社されたため、引き継ぎの編集さんと仕上げました。

主役級キャラクターとして、やわじゃない筋肉ギツネが出てくるのですが、その正体は――。

アームカール、リストカール、ドラゴンフラッグ。稲荷寿司から稲荷信仰まで、中身は五目稲荷のように具が沢山。僕のLuv for Inariを目一杯詰め込んでいるので機会があればぜひ、「じゅーしぃお稲荷さん召し上がれ!」


●「いらっしゃいませ 下町和菓子 栗丸堂」シリーズ1~続刊

和菓子を題材にした人情物語です。このシリーズの自分の中でのコードネームは栗丸堂関西編。

構想は一応最後までできているのですが、キャラクターが勝手に動いて想定外の方向に進むことも。

そんな時どちらを大事にするかというと、やっぱり後者なのですね……。今後どうなる?